Amazon PPC ROAS計算ツール

Amazonのスポンサープロダクトとスポンサーブランドの広告費と売上からROASを算出します。ROASはACoSの逆数で、手数料控除後の粗利率から損益分岐点が決まります。

¥
¥
%

原価を差し引いた後、広告費を差し引く前に残る売上の割合

ROAS4.00×
ROAS(%表示)
400%
損益分岐点ROAS · 赤字にならないために必要な最低ROAS
3.33×
広告費差引後の利益
¥800

入力するたびに結果が更新されます。値はURLに保存されるため、この計算そのものを共有したりブックマークしたりできます。

Amazon AdsでのROAS

Amazonの広告運用者は通常ACoS(売上高広告費比率 = 広告費 ÷ 売上)で会話しますが、これは 1 ÷ ROAS にすぎません。ROAS 4.0×はACoS 25%です。このツールはROASを返すので、100をそれで割ればACoSになります。損益分岐点がAmazonでとりわけ重要なのは、入力する粗利率が販売手数料・FBA手数料・返品をすでに差し引いたものでなければならないからです。手数料控除後の粗利率30%なら、損益分岐点ROASは3.33×(ACoS 30%)です。

Amazonのアトリビューション期間はスポンサープロダクトが7日、スポンサーブランドが14日で、クリック後にカタログ内の別ASINが売れた分も含まれます。新規商品のランキング獲得キャンペーンは、オーガニック順位を得るために意図的に損益分岐点を下回る水準で運用されることがよくあります。それは意図した投資であり、このツールは期間あたりいくら払っているのかを正確に示します。

計算式

ROAS = 広告経由の売上 ÷ 広告費
損益分岐点ROAS = 1 ÷ 粗利率
広告費差引後の利益 =(売上 × 粗利率)− 広告費

ROASの読み方

ROASが答える問いは一つだけです。広告に投じた1に対して、いくらの売上が戻ってきたか。ROAS 4.0(400%)なら、1の広告費が4の売上になったということです。ただしこれは利益については何も語りません。見出しの数字より損益分岐点のほうが重要なのは、そのためです。

損益分岐点ROASは粗利率の逆数です。粗利率40%なら、原価と広告費を賄うだけで2.5×のROASが必要になります。これを下回ると、売上が伸びていても1件売れるたびに赤字が積み上がります。キャンペーンの目標はゼロではなく、損益分岐点の上に置いてください。

よくある質問

ROASからACoSへの換算方法は?
ACoS = 100 ÷ ROAS です。ROAS 5×はACoS 20%、ROAS 2×はACoS 50%。損益分岐点のACoSはAmazon手数料控除後の粗利率と一致します。これは 損益分岐点ROAS = 1 ÷ 粗利率 と同じことを言っています。
TACoSも含めるべきですか?
TACoS(総広告費売上比率 = 広告費 ÷ オーガニックを含む総売上)は月単位で追うべき指標です。広告費が一定のままTACoSが下がっていれば、広告がオーガニック順位を押し上げています。このツールはキャンペーン単位のROASなので、TACoSは総売上レポートから別途計算してください。
ROASはどれくらいあればよいのですか?
損益分岐点ROASを十分に上回っていることです。粗利率50%の事業なら損益分岐点は2.0×なので、3〜4×あれば利益が残ります。粗利率20%の事業では損益分岐点がすでに5.0×です。同じROASの数字でも、ある事業では優秀、別の事業では赤字になります。
Google Ads、Meta、GA4でROASが違うのはなぜですか?
媒体ごとにコンバージョンの計測期間とアトリビューションモデルが異なり、媒体が報告するROASはチャネルをまたいで二重計上されるのが普通です。チャネル内の最適化には媒体のROASを、予算全体の判断にはブレンドROAS(総売上 ÷ 総広告費)を使ってください。
粗利率に広告費を含めるべきですか?
含めません。ここでいう粗利率は、売上から原価と出荷費用を引いたもので、広告費を引く前の数字です。広告費はROASの分母なので、粗利率にも含めると二重に数えることになります。
返品や返金があると損益分岐点ROASはどう変わりますか?
返金は実質的な粗利率を下げます。注文の8%が返金されるなら、粗利率に0.92を掛けてから逆数を取ってください。損益分岐点ROASはその分だけ上がります。

媒体別のROAS